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一週間

 土曜。青梅は晴天だった。この初春というには寒すぎる青梅を一生忘れないだろうと思った。「青梅」は多摩の終わりで奥多摩のはじめである。

 青梅の小学校のマミーの仕事の手伝い。マミーの商品化された音楽劇を見て、こうやってもうリーダーの私がほとんど何もやらなくてもマミーは継続していくだろうと確信した。会議なんかやるとまとまらないのは、皆声楽難聴で人の話が聞けないからだが、それは「本番」じゃないからいいわ。

青梅、土地が広いからのびのびした子供たちの動き。すこしヤンキーな(のびのびした)パパママあり、マミーのみんなが、ホウツキさん、行きの車窓から富士山がきれいだったよ、といっていたが、青梅線から富士山は見えないような気がするが。それは「山」なんじゃないかな?

 帰り河辺駅前の湯屋に立ち寄り湯。スーパー銭湯。郊外に多い。ばかじゃん。

どこへ行くにもパンツとタオルを持っている。
銀座にすら銭湯はあるのだよ
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 木曜。銀座老舗シャンソニエで生徒の「松村だいじ」が出演したので見に行く。
彼は7年前、「声楽ってなんですか?」と言ってやってきた生徒だった。


「あなた、それは教えにくいから、なんか聞いてきてよ」
「何聞いたらいいですか?」
「パヴァロッティとかでいいからさ」
「(手帳と鉛筆を出し)パ、なんですか?」
今じゃプロ。若いし伸びのある声で、おまけにいい男である。

 こうやって私は何人もの人生を「この教室」で「うた」で変えている。
私は「生きてる」を「生きる」ことにしてほしいと「うた」を通して願っているセンセイである。

 そのシャンソニエの伴奏者(砂原さん)に驚愕した。ピアノとはどれだけのことが出来る楽器なんだろう?そのリズム感、震えたわ。伴奏してもらえないかな、いつか。

 木曜、そのシャンソニエに行く前に30分だけあったので、銀座ヤマハの練習室を借りた。6月4日のリサイタルの曲をさらう。ペダンティックでうたっていると自分だけが楽しいレスピーギ歌曲、和音の色彩が多く、手がかりがいっぱい。ピアノ伴奏弾いて遊んじゃう。高いレンタル室なのにやめられない。たとえばベッリーニをさらう、って私は苦痛なんだが。和音がつまんね。

 いや、で、その練習で早速、レスピーギ「4つのリスペッティ」の一曲を減らすことにした。ムリ、暗譜が。
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 金曜。「父帰らず」


 が受けて、息子が菊池寛「父帰る」をこれを期に読んでみようかな、というので、時間の無駄だ、と言った。もっと有益なことを日本国のためにしよう。関連して思い出したが「火宅の人」という壇一雄の「力作」があるが、まったくなにが「火宅」だよ。もしかしてししろーってデカダンスを気取ってる?九段下「昭和館」で捕獲して剥製にしてもらいたい感じだが(青梅の小学校の校長室には雉の剥製があった)

「火宅」を支えた奥さんたちは、せめて肝臓壊して早死にしてくれたダンナの遺族年金で「みつまめ」でも食べるさ。はは。

どの家族にもこういうヌエみたいな人がいるものだ。ヌエなのに、「俺はヌエだ」と臆面も無く言ったのがデカダン文学である。そういうの田舎ものの勘違いじゃありませんか?まじめとふまじめのはき違い、「真面目に」する、べし。

ふん、ヌエなのだ、ニャロメー、と言ったほうがずっと「都会」だよ、青梅には赤塚不二夫記念館があるニャロメー。

 研究者によると腸に一匹くらい蟯虫を飼ってた方が良いと言うではないか。除菌しすぎ。そんなことでは銭湯は行けないよ。特に菊水湯は。わたしはあちこちに除菌剤が置いてある上に、入れ墨タトゥ禁止なスーパー銭湯が嫌いである。フツウの人が赤痢菌持ってるかもしれないじゃないですか。そんなに徹底するなら毎月検診でもしてそれクリアした人だけ入れればいい。すると自分が入れない可能性も出てくるのでは
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 土曜。立川の伊勢丹で衝動買いしたBOSEのCDプレイヤーがすばらしいよ。
低音が目が覚めるよう。

立川からスーパーあずさで帰る。
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 病んでしまうのは、生きてるからで、ぼくらはみんな生きている、が、そこをちょっと「生ききって」みると病まない(なぜならそれは「死」に近いからでは?)そこまでの境地に達するようにしないと、毎日「患部」を消毒しなくてはならないので、金がかかるでしょうよ。消毒も消費もいらない、衝動買いしてて何言うかではあるが。

 病気にならないように生きている、のも病気である。「生きる」のスピードを超えて走る、どこからかが「生ききる」の速度で、その先は「病気フリー」ではないか、電車が好きだ。が、スーパーあずさくらいがいい。仙台までのノンストップ新幹線とか飛行機って思考を止めてしまう速度。考えることも音楽を聴くことも弁当食べることも寝ることも私は出来ない。死な時間(死に近い、と「死」はまったく違う)分刻みで日本国の為に働いているような人には有益だろうが、私のようにヒマ売ってるような人間には無用である。
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 先々週水曜。 税理士の生徒が、先生の年金は70からの支給になる上に、国民年金なら月3万も出るかどうか・・という。

 そうすると私は「よなよなエールビール」を発泡酒に変える、とかいう小手先の改革をしたところで、この家にすら住めないことになる。今から貯金をしたとて、とても間に合わない気もするので、イタリア語を勉強。死ぬ日まで働くと覚悟を決めた。つまり生ききるのである。
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今日、月曜。コレペティとの2時間の激レッスンの後、砂原さんから連絡。6月4日何も入っていないかスケジュールを確認してくれるという。もし可能であるなら既習曲以外に「そういう曲」集める。 砂原さんのピアノでうたう・・。考えただけで鳥肌立つのだが。6月だめでもどっかでやる。

 わたしはやっとすこし自分のスピードを超えようとしてるのかもしれない。お母さんだったり妻(うそだろうそれは)だったりが少し楽になってきた(人生はやはり、はじめに取りあげたモチーフ、というか旋律がテーマになるよね、私の主旋律は「主婦でお母さん」だったかもしれない。それは私の、再度「私を初める」「苦しい」きっかけ、だったと思う。大げさに言えば、ドストいうところの「刑務所的事情」。マミーシンガーズ公演で毎度冒頭に紹介される「母であり二期会会員である・・」という台詞を私は毎度少しナイーヴに聞いている。自分が書いたんだけど)

 ソナタは再現部に向かう、一つ止揚した形で・・

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 月曜、さっき。小池整体の帰り、菊水湯が今週でしばらくお休み、と店頭でそのマジック手書きわら半紙で知る。ショックである。テルメン、菊水湯、白山浴場、富士見湯、と私の風呂屋ライフああったのだが(ああ、思い出の黄金時代よ)

テルメンが無くなり、菊水もお休みなら少し遠い富士見、白山だが。日よったとき行くラクーア温泉(スパ・ラ・クーアって言うんだよ、ばーか)はその手のスーパー銭湯のOL版、OLさんいっぱい見るの辛い。湯船での会話がばか、カランの使い方があほ。であるなら白山上、歌舞伎湯を正確に行けるようにしなくてはならない。地元の人でも道に迷う銭湯。ある意味秘湯。OLのつまんない仕事の話(OLがつまんない、と思わないけど、ここに友達と来る様なOLって、かれしーとでずにーらんど行く人より森3中。露天風呂で毎度会社の愚痴聞くの辛いわー。ばあさんの腰痛話のほうがずっといけてるわ。



 

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