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今でしょ

終わった、2日間のヴェルディ・ナイトは結局一番自信なかった2日目のシモン・ボッカネグラの2重唱がまあまあの出来だったと思われる。あれが終わったから良いや、練習も一番乗らなかったし、何を語ってるのかさっぱり気持ちが入らないし。今回のイケメンで華奢なバリトンとだと「おっかさんと息子」にしか見えないという絵的な問題。

 あとはいろいろやらかしたけど、今の実力だろうね。それにしてもうたのことばっかりやってて、もう良い加減うんざりしてたが、今回分かった事も多く、やはりぎりぎりに追い詰められないとなかなか1歩が進まないなら、こういう事も年に一回くらいはやらないと。助演のバリトンテノールが大変うまかったので、合わせではかなりビビリましたが、本番はなんとか怖気づかないくらいには。

イタリアの声楽コルソで3週間一緒だった4人で開催したわけだけど、また行きたいような、行きたくないようなだなあ、行くならもう仕事も何も全部やめて3年くらい行ってたいような、いやもう一生行っててもいいような・・帰ってきてから時差ぼけのなかで仕事したりするところが前回辛かった。

娘も一日目フルートで出たので久しぶりにちゃんと聞いたが、まあうまいんだろうな、なにか足りないことは言えるけど、ずうずうしさ、とかかな。これもまた留学なんかすると変わるんだろうが、他人なら勧めるけど、娘だからなあ・・そんなことごちゃごちゃやってるうちに婚期を逃されると困るし。わたしはその辺は保守的なんである。30までに出産するのが良いに決まっているので、20代に「好きなことやる」のも良い加減にして、そういう事は「女の大行事」が終わってからすればよろしい。「子どもがいて出来ない」ならそこまでのことよ。

でもこの20代を無駄にしたと思ってる私もいるので、20代でやれないことをその先に持ち込むと3倍くらい労力がかかるのと、結局「そこまでいけない」「そこに漸近するだけ」なんではないかなあ、もったいなかった私、とも思うが。先週のような追い詰め方をしていけば、またなにか変わることもあるかもしれない、でもそこまでなかなかやらないだろうよ、銭湯も行けず、ろくな掃除も出来ず、とにかく生活のこともなんにも考えられない精神状態は私はつらいし、そっち行くならもう家のことも仕事もなんにもやれない。芸術は全部を提出しろと言うからさ。

所詮メンタルが「主婦」なのかなあ、と。

 人は一番なりたくないと思うものになっちゃう事が多いから、なりたくない、って考えないようにしたほうが良いぞ、と父親が言ってたことを久しぶりに思い出すが、やつもまた一番やりたくない仕事を一生やっていたが、「やりたくない」って時点でかなり「向いてる」というか片足突っ込んでいることは多いだろうよ、また「やりたい」「だいすき」な時点でかなりな「勘違い」、とても「あこがれ」な遠く であることも多いだろうよ

私は結婚した当初(新婚っていいますか、とほほ)美容院なんかの職業欄に「主婦」って書きたくてたまらなかったが、3年位したら嫌になって「無職」と書いていた。それが「虚業」であることがわかったということと、「それ」が「向いていて」けっこう「それ」になってたから小さな「抵抗」をしていたんだろうね。最近は堂々と「声楽家」と書きますよ。がはは、これで税金払ってますし。

と余裕なのは今日午前中までで、またこの先多少な本番は用意されているので、今日から新曲さらわなくてはいけないんだが、もうプログラムに提出しちゃったし、来週の月曜のレッスンに持っていくと言ってしまったがまだ一回も見てないすごく重い曲が(「ドン・カルロ」のTu che~笑ってください)これは今年中に何回かやらかさせていただき、レパートリーになったら良いなと思います

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店を東大の近くに出したい、といういかにも「主婦」が考えそうな(よくあるじゃない、そういう「解決」だから恥ずかしいんだけど、姉妹でケーキ屋さん、とかさ、大好きなタルト作りでお店とかさ、でもその「姉妹の店」で成功している老舗がある。御茶ノ水「ミロ」。すごい。姉妹はジプシーみたい)

で、まあ与太話ではあるんだが、昨日ししろーとちょっとその辺を銭湯帰りにほっつき歩いて、東大抜けて千駄木のまたアルカイダに行っただよ、まあママに一笑に付されてしまうんだけど、その大変さをきくだに「やりたくなってしまう」なあ。ああいうママになりたいんだろうよ。「知り合いとか生徒さんなんか来てくれるのははじめの3ヶ月までよ」とか説得力がある。「散々自分のうつ病について語ってカウンターを暗くした上に3時間も滞在、ビール小瓶一本」とかね。

アルカイダから少し行ったところにあるパスタ屋はわたしが今まで食べたパスタの中で一番うまいと思っているんだけど、そこへ。変わらぬ味でうまいを連発していると、店の人が「からい」ですか?と気を使って来てくれたが、「からい」じゃなくて「うまい」です。若夫婦経営、イタリアで修行してきた御主人の味に全幅の信頼を寄せて、二人でがんばっていますな店。

全幅の不信感をもって始める店がうまく行くはずもないんだが(ししろーの退職金をあてにしてるので、早く会社辞めてほしい)だめそうな要素をこれでもかと集めて見れば全然だめだが だめとだめが化学反応を起こしてなぜかうまく行くという事もないだろうか?

ないか

だめ、なものをデータとって端に置いていき、そのうち消去、「成功」と「正しい」だけを集めてぐったりな日本社会、息苦しくはありませんか?そんなところにせめて「だめ」な店があって「だめ」なししろーがカウンターでぼんやりしている。たのんでも「コーヒー」はドトールのように早くは出ないし。抹茶かフェラテ豆乳仕立てのような作るのめんどくさいものもないですよ。

でもそんなもの飲みたいですか?本当に。今やれることをやってると永久に回る歯車に乗るラットになってしまう、のであるならそれは止めなくてはならない。そんなことしたら食べていけないじゃないか、という発想をわたしは「持っていない」。ご飯が食べられないなら「よなよなエールビール」を飲めば良いじゃない、と思っている。

いつやめるの?今でしょ。私たちのやっている「大変」なことは所詮「死ぬまでの暇つぶし」なんですからね、喫茶「今でしょ」っていうのは?賛成の人は「いいね」っていうの押してくださーい(このシステム何?いいね、わるいね、ってバカなのか?)

 

 

 

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