梅雨になってしまったのか。爽やかな５月というのは熱帯雨林の気候にはないわけね。y
このままあの灼熱地獄な7、８月、９月も十分暑いし、１０月でやっと一息、私の一年で一番好きな１１月がやってきた頃にはワクチン接種なんかできるのか？なんで年寄りから打ってるのかわけわからんが、医療従事者の次は、電車バスの運転手、介護従事者、教師、ゴミ収集の人々などからやるべきではないか？職場で打てば時間がかからないし。
と言って私ももう年寄りの部類であるが、なぜかすんででその日本国の「年寄りカテゴリー」に入れなかったものであるが、現役で働かざるを得ないエッセンシャルワーカーから打つべきだし、働いている、つまり納税者から打つべきではないのか？年金受給者や主婦は家にいられるんだから後でもいいのでは？もう我々年長者は遠慮して若人に譲りますよ、くらいの度量はないのか？老人。わらわら電話かけたり孫にネット予約頼んだりみっともない。
年寄りに美学がない。年寄りによるだろうが、もちろん。
外で飲むのは禁止なのはわかるが、仕事後にちょっといっぱいをやるのは労働者の権利である。有事だから飲むのも我慢して働いている・・そんな人たちに我慢ばかりさせていいのか？
そこから先に打てば経済も回るよ。別に回らなくてもいいけど。
経済が回る、右肩上がり理論にうんざり。資本主義は勝手に自己増殖する化け物である。資本主義の終焉を祈った方が身のためですよ。いや地球のためです。
オリンピックはコロナの前からセンスある人々は「やれやれ」感が強かったが、まあインバウンドとか言ってるしね、経済活性化とかしないと自分も食いっぱぐれたら困るから、まあ景気は良い方がいいか、少子化だし、この先カンフル剤も特段思いつかないし、くらいな感じではなかったのか？で、コロナ。それでもやるんだ。
役所と保健所が絡んだのが不幸だったよね。やっぱそこは「資本主義」の洗礼を受けてる企業に任せたら早いよね。でも良い良い、このローカルなもさもさ感が実は人が人として生きていく程よい速さなんですね。どう急いだって最後人は死ぬだけだから、まあそう焦らず、うたでもうたって。あるいはピアノでも弾いて。
上の子も下の子も（実はわたしも）首座りが遅かったので、都合1年間も毎月保健所に呼ばれてたが、歩いていける小石川保健所ではダメで、タクシーで行かねばならない本郷保健所（根津の方にある）に何がなんでもそっちでなければならない理由はアドレスが本郷だからだろうが、本郷に統一したのは戦後で、この文京区由緒ある町名を残さなかったアホは遠島くらいにはして欲しいが。ここは本郷だが、元の町名は元町である。それは「江戸の貧民街」という書籍に記載がある、下谷などと並んだ貧民街であったらしいし、小石川も統一表記されてしまっているが、不動産屋なら知っているだろうが、そして地元も「良い小石川」「悪い小石川」などと呼ぶのである。
保健所の思い出は温かい思い出である。「みんなみんなやさしかったよ」（からたちの花より）
あの皆さんが（もう定年退職してワクチン接種の電話かけてる方だろうけど）ギスギスとしてはいけない。子育て、などという資本主義から置いてきぼりにされた、何か見捨てられたような毎日にゆっくり寄り添ってくれる機関、みんなみんなやさしかった。母子手帳開ける人、ハンコ押す人、返す人くらいに分かれてて楽しかった。母親学級のお風呂の入れ方講座なども、これからもう効率も成果も問われない時間を過ごすんだ、という覚悟に繋がった。
妊婦さんの質問で、みかんの筋は取った方がいいのか？というのがあったが、保健婦さんが、それは繊維質だから食べた方がいいと答えていた。でもみかんは糖分が多いので食べ過ぎに注意です、とも言っていた。
食べ過ぎに注意。
なんでもやり過ぎは良くないのである。
