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声楽のリサイタルを開くという趣味について

 早起きではあるが、3時半に起きると流石に早起きというより不眠症なのかと思うが、もう老人性早起き症であるかね、特にお勤めがあるわけではないし、眠ければ昼間に寝ればいいのでいいのであるが、本日は休日で四柱推命を習いにいくしか用事はないし。

 七十七になる生徒が、3年前から私にそそのかされて「リサイタル」を開いているが、彼の一年はこのリサイタルに向けての努力の一年である。スクワット300回/毎日他、声楽の向上に向けてのいろいろをやることから1日は始まるらしい。それが驚くことにここのところ発声も向上している。

 何でもかんでも成長する、向上するを目指して人は生きていくのだが、最後どこのあたりで収束をしたらいいのか、脱成長、とは何をしたらいいのか、毎日少しでも努力するように仕向けられてきた精神は、体が衰えてもなお「隠居」せずに何を糧に生きて行ったらいいのか。人生の「しまい方」について考える。

「もう、おじいちゃんなんだから、盆栽でもいじっててくださいよ」「人を隠居扱いするな!」   本日の「暴れん坊将軍」より。

あまりに早起きしたので、早起き時代劇(4時から)など見てしまったが、面白かったのでこれも週間録画してしまった。

 「声楽」は「盆栽いじり」と同列だろうが、でもやるからには向上を目指さないような練習方法などないのである。

 その「リサイタル」は今年も行われるが、出演者(当教室の生徒2名も)で金曜は白山上の寿司屋でキックオフの会。今年のテーマは古典とハワイアン。脱構築的ではないか。

 人生が齢50年であった頃は、生殖中心に、産み育て死ぬ、くらいな感じで、盆栽いじりも2年くらいで卒業できただろうが、寿命はそこから50年近くも伸びてしまったのである。盆栽いじりも何かコンクールにでも出品する、あるいは盆栽で稼ぐ、などというフェーズも考えなくてはならなくなった。

 そうなったらとことん体も鍛え、精神も研ぎ澄まし、成長し続けねばなるまい。

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ト書き バク転の練習をする彦左衛門、3回目を失敗して背中を打つ。

娘「ダメじゃないの、盆栽でもいじってたらいいんですよ」

彦左衛門「まだまだ上さまにお使えしている身として・・」

娘の友達たち「御隠居さんは盆栽でもいじっていてください」

彦左衛門「隠居隠居言うな!!」

ト書き 娘たちに抱えられて家の中に入る彦左衛門。_幕_ 本日の「暴れん坊将軍」より

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脱資本主義、「成長」を止めなければ人々の平穏な暮らしは来ないわけだが、「成長」は一部の資本家と資本主義本体へだけの貢献になっていくばかりであるが、では「成長」を止めるような社会とはどんなものなのか、右肩上がりにならない暮らしとはどんなものなのか。働かない?週三日働く?だらだら働く?

私は努力家であるし、おいしい生活もしたいと思っているものであるが、それをやめて脱成長などと言うことができるのであるか、いや、脱構築なんだろうな。

 それに向けて人類はうまいもん食べてる箸を休めて、うんとうんと考えなくてはなるまいよ。使うべきは胃袋でなく頭なんでしょうね。

 

 

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