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合唱における発声

 でも結局うたい方など何も習わずに合唱はなんとなくうたっていることが多いでしょうから、ある程度やってみると、はれ?自分ってどうやったら声出るのかな?と考えてしまうのは普通だし、良心的だし。絶対自分は上手いと思って参加している人の中にこそ、お願い、一回レッスンに来てください、な人がいるもんだが、もうかれこれ4月で1年も休んでいる「コールドルチェ文京」はそれでもなんでもうたってまえ!な会で楽しかったなあ。「意地悪」な人とかいなかったし。

 始まったら春のうたをガンガンやろうと思ってたが、また感染者が増えてくると男女平等センターは部屋をうた関係に貸してくれないので、始められない。まさか来年の春になってしまうのか?

男女平等センターは、前にも書いたが、婦人センター→女性センター→男女平等センターになったわけだが、男女の枠組みに当てはまらない色々な性についての考察が議論されている昨今、次回はなんだろう、人間センターだろうか、でも動物愛護団体からクレームが来るかもしれず、生きものを差別するのはけしからんから、生き物平等センターだろうか。

 「センター」でよかったのでは?そのたび看板なり封筒なりハンコなりを変更したことに対するゴミ問題に対する配慮がなさすぎである。それとセンターのセンター、つまり受付は100%専業主婦のパートがやっているが、この人たちと話してると、昔ののどかな保健所を思い出し、「ほっこり」する。

 さて、合唱にはいろんなところがあり、混成などだと、適度な異性の刺激があり、楽しいものだろうと思われる。息子も大学の時はよこしまな気持ちだけで、インカレ目当てで合唱団に入ってたものだが、その中の何人かはそこで恋を実らせ結婚にこぎつけた者もあり、その結婚式につどつど呼ばれている様子だが、そこでなんの成果も得られなかったもの達は、卒業後野郎どもで集って麻雀などするばかりなのである。

 奥さん中心の女性コーラスも、最近パートくらい出ている人は多く、なかなか人数が集まらない。その後老婦人合唱団になると、出席率も高く、みなさん昨今若いので、もう声をどう出したらいいか、などという迷いも卒業、元気が一番、大声を出して一オクターブ下でうたっている方はどこにでもいるものだが、構うことないのである。ボケ防止で始めたピアノは制約もなく、理想もなく、よって楽しいので案外練習するものだが、それに近いか。

 まだその境地に行く手前の合唱に、迷いが生じていることは多いかと思われる。

合唱の中で発声をいじることは結構できないので、また発声はマスで言えることなどあまりないので、たとえば口の開け方一つ、大きく開ける、と言った場合、さまざますぎて。わからなかったら個人レッスンにきてね、というのもなんとなく商売上手みたいで言いにくいし。

 前、合唱団のお局3人組にいじめられてると言って泣いた人がいたが、そういう大奥体質の合唱団は即刻やめた方がいいが、お局はだいたい3人、その中に必ず音大出てる人がいる、その人が「音程」にうるさい、と決まっているのは面白いがほんとにそうなのだ。

 音程、が直せる、調節できる、と思っている時点で、喉発声なのだとわかる。音程は喉で掴んではダメなのである。それを「正しい音程にしよう」と努力すると「喉」にわるい。

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桜満開。早く春のうた色々を合唱でやりたいものだ、と思った。来年は流石にやれるだろうから、皆さん、家で練習しててね。後から考えれば1年や2年、大した長さでもあるまい。コロナってあったよねー、と紅茶キノコってあったよねーくらいに思い出す時が来るのものだよ。

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