電話番号: 03-3816-3461
お問い合わせ
ページ上部へ

発表会は7月6日文京シビック小6時半から入場無料

  またもあまりブログを更新しないもので、ネット会社の人が書いてくれたりしてますが、最近またも自分は練習不足で、7月6日は当教室今年3回目の発表会ですが(文京シビック小ホール6時半から入場無料)

 その翌週7月13日には娘の教室のフルートピアノ発表会(文京シビック小ホール6時半から入場無料)をやるんですが、毎年恒例の親子連弾、今年は「ブラームスのハンガリー舞曲Nr1」でやんすが、これが結構難しいんですよ。これの練習は結構してます。私が2ndなんだが、そこ下手な刻みだと上が弾きにくいのはよくわかる。でも「お母さんもう少し人の音聞いてくれない?」とかいわれるとマジむかつく。とまるで中学生のような物言いになるのは、もうすでに私の方が手的にもセンス的にも下なのでぐれてるだけなんだが、大人げないな。でも風邪気味にしてたらユンケル皇帝液の高いの3本置いてあって「お大事に」とか付箋ついてたのでいいなあ子どもは。昨日誕生日から一日遅れで重たい荷物が息子から届き、またプロテインの大袋かよ、と思ったら私宛によなよなびーる1ダースとよなよなビールTシャツだった(Lだった)いいなあ子どもは。

 こども達もそだち、家族ごっこは終わったが、子どもに関してはやり切った感はある。学資保険とか何も考えてなく、貯金ゼロ、小学校なんかタダだし給食費だけしかかからないから楽勝、とかいって私は自分のレッスン行ったり二期会行ったり、夫はキャバクラ行ったりしょっちゅうみんなで外食したりしていたドキュン夫婦であったが、おねえちゃんが音楽を本格的に始めてから大変だった、息子も私立に中学から行きたくなって、そこダブルで大変だったが、働いてなんとかした。途中離婚もしたが、きっと調べれば母子手当とかもらえたかもしれないが、調べるのめんどくさいからもらわなかったし、しかしこういうバカげて無様な生き様を見せられたのは教育上よかったと思っている。都合学費だけで2000万は優に超えていると思うが、そういうのは事前に貯めるものではない。そうなったらそうなったで知恵を絞り働けばいいだけではないか。

 今思えばキャバクラ旦那と死闘を繰り返し(それほんと無駄なパワーを出しちまったよ)朝5時から弁当を作り、ほぼ休みなくレッスンし続け、自分のうたもぎりぎりまで練習してきた謂わば真夏の「まっかないろにふちどられてさけんだあのときをも一度思い出したいの「サルビア」堀内幸枝」な私の盛夏がですよ、今の仕事のもとを作り、年金などなくても生きていける自分を作ったんだと思う。私は自分の飯くらい自分で稼げなくなったらよしなに死ねばいいと思っている。生物の死に時を神はそこに設定していると思うから。

 何が言いたいかと言えばもう察していただけてるだろうが、お金とは、必要とあれば念じて知恵を絞り人を頼らず身を粉にすれば何とかなるのである。

 「危機感」を持って用意するお金というのは「死んだ」金だ。死んでる理由は、貯める原動力が、もし~になったら、という悪い想像力から来ていること、「足りない」ということが想像に過ぎないので、火事場のクソ力も出ないし、ライブ感がない。困ったときに出る火事場のクソ力こそが生きてる楽しさなんだから、そこ削がれると毎日ご飯には困らないし安全だけど何のために犬に生まれたかわからない繋がれた飼い犬みたいになってしまうではないか。

 年金算定に使われる、夫会社員、妻専業主婦というのもいつまで家族の55年体制をモデルにしているのかあきれ果てるが、そこから脱出しようと今の若い夫婦は悪戦苦闘しているのではないか?それは必ずしもお金のためだけではなく(卑近にはお金だろうというならいってほしいが)いかなる人の施しも受けないで自分の力で生きていくということを確かめたい、という叫びのようだと私は思う。

 税制上優遇措置を与えているモデルケースというものを作るからいつまでも自立できない人間を作るのだ。自立できないお母さんを見て育つ子供ももまた自立できない。引きこもりの問題は多くはそこだと私は思う。餌があれば生きられるか?否、餌を得るために生きているのだ。うまい餌にありつくためにする努力はいろいろな局面を見せてくれる(山ちゃんというひとのセリフに似ている?)

「これまで母、妻、嫁、娘、嫁という立場から女性がもっぱらその役割を担ってきたが、こうしたケアの担い手は、ケア役割とケアする行為にかかる資源の必要から、その人自身が依存の状態に陥りがちだ。つまりケアに時間を割かねばならないために経済的自立は難しくなり、そもそもケアするということは食費、住居費などの資源が必要なわけだから、ケアを担うものにはケアの対象となる人と自分を賄ってもらう必要、つまり「二次的依存」が生じる。育児は子どもが成長すればケアの必要はなくなるし、高齢者や病人等の介護にも終わりはあるが、ケアの担い手はケアする必要のためにしばしば公的領域からきりはなされているため、ケアする期間が終わってからも自分を支える経済力を持つことは難しく、依存の状態から抜け出せない」(「家族を越える社会学 牟田和恵 ジェンダー家族のポリティックス 新曜社)

 夫会社員妻専業主婦のようなケースに税制的インセンティブを与えると女の自立は100年遅れる。人の上にも下にも人を作らないというのが民主主義の大原理である。全員同じ額を収め同じ額を受け取るようにしなくてはいけないのではないか?

 母子手当を受けなかったように、税金も年金も払ってるが一生年金をもらわなかった、とかカッコよくね? ミニミニヤザワ、武士は食わねど高楊枝とかそういうのもう美学じゃないの?私は美学がだめなら生きている意味なんかないと思うさかしまな「芸術家」でいたい。そう、年金問題で足りないのは美意識だよね。

そうだ、大好評なクラブツアー情報 

「銀座クラブケントスに行こう!会③」 今月は6月28日(金)銀座クラブケントス 6:45分集合 行きたい人はメールください 大体7千円くらいかな。一人でクラブ行くの怖い人にお勧め。生きてる意味が少しわかる。

 

 

 

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
  • あなたの声の見つけかた~呼吸から始める発声法~
  • 宝槻美代子 公式ブログ
  • 宝槻美代子声楽教室 活動情報